「サブスクリプション」とは?導入する際のメリット・デメリット

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ここ数年、「サブスクリプション」という言葉を耳にする機会が増えてきました。
しかし何となくその言葉の意味を理解している方も多いと思います。
サブスクリプション型のビジネスは近年非常に注目を集めており、大手企業の導入も年々増加傾向にあります。
では、サブスクリプションとはどんなビジネスモデルなのでしょうか。

今回は、サブスクリプションについてそのメリットとデメリットを詳しく解説いたします。もくじ

  1. サブスクリプションとは
  2. サブスクリプションのメリット
  3. サブスクリプションのデメリット
  4. まとめ

◆サブスクリプションとは

サブスクリプションとは、消費者がサービスや商品の利用期間に応じてお金を支払う方式のビジネスモデルのことを指します。
消費者に商品やサービスを売り切り型で販売していた従来のビジネスモデルに比べ、サブスクリプションは、「定期購読」という意味で、消費者が製品やサービスの料金を支払うことで一定期間サービスを受けられる「権利」に対してお金を支払うビジネスモデルになります。
「予約購読」「年間購読」もサブスクリプションに含まれます。
クラウドコンピューティングの進化と共にサブスクリプション型のビジネスが普及してきました。
サブスクリプションの代表としては、AdobeのCreative Cloudや、MicrosoftのOffice365などがあります。
SpotifyやApple musicなどの音楽配信サービスもサブスクリプションを採用しています。

◆サブスクリプションのメリット

まず、消費者側のメリットとして、利用開始の際の初期投資が少なく利用できるので、コストが抑えられ、負担を抑えることができるというメリットがあります。
そしてソフトウェアなどといったモノを持つ必要がないので、管理する手間や置き場所に困る事がありません。
また、利用期間中は基本的には利用し放題なので使用頻度が高いほど1回あたりの金額が安くなり、いつでも解約できる点も大きな魅力です。

サブスクリプションを採用する企業側は、継続的に安定的に収入が得られるというメリットがあります。
利用者のリストや、統計データを取る事ができるので、顧客の反応を見ながら商品を改善していける点もまた大きなメリットと言えるでしょう。
また、コストを抑えながら商品のバージョンアップを行う事が可能になります。そして、利用料金を「定額制」にすることにより、消費者にとっては導入コストが抑えられるので商品やサービスの導入障壁を下げる事ができます。
それにより利用者数が増え売上が上がるケースが増えています。

◆サブスクリプションのデメリット

では、サブスクリプションのデメリットはどうなのでしょうか。
消費者側のデメリットとしては、使用しなくても一定の利用料金がかかってしまうといった点と言えるでしょう。
サブスクリプションの製品やサービスは1つのパッケージとして販売されることが多く、興味のないサービスが含まれている事も多いです。
そのため興味のないコンテンツにコストをかけるのがもったいないと感じるユーザーも多いのが現状です。
また、導入障壁が低いので色々と契約をしてしまいがちで、費用がかさんでしまうといったデメリットもあります。

企業側のデメリットとしては、サービスを開始した直後にたくさんのユーザーを集めることが難しく、利益をすぐに見込めない点が挙げられます。
また、常に新しいコンテンツを追加、更新しなければならないので、ランディングコストが非常にかかります。
また、お客様のサポートも常に行なわなければならないのでリソースやコストが常にかかってしまいます。

◆まとめ

サブスクリプション型のビジネスを成功させるには、新規ユーザーの獲得はもちろんのこと、解約率を減らすことも重要です。
少しでも長い期間利用してもらうことがポイントになり、継続して利用してもらえれば、商品を単品で購入してもらうよりも高い収益が見込めます。
AmazonプライムやNetflix、Huluなどの動画配信サービスも定額課金型のサービスで、今後サブスクリプション型のビジネスは益々増えていくでしょう。

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