【IT業界担当者向け】JavaとJavaScriptの違い

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JavaとJavaScriptはプログラミング言語の習得したいランキングの中でも常に上位に入っており、高い人気を誇っています。
しかし、プログラミング初心者の方の中にはJavaとJavaScriptの違いについてあまりわかっていない方もいらっしゃるのではないでしょうか。

名前は似ていますが、実は全くの別物であるJavaとJavaScriptの違いについて今回はご紹介いたします。もくじ

  1. Javaとは
  2. JavaScriptとは
  3. JavaとJavaScriptの違い
  4. まとめ

◆Javaとは

Javaとは、Sun Microsystems社により1996年に正式バージョンが発表された人気の高いプログラミング言語です。
Javaの特徴は、Windows、Mac OS、Linuxといったプラットフォームに依存することなくプログラムを動作させることが可能です。
バージョンアップを重ねて、現在の最新バージョンはJava 8です。

◆JavaScriptとは

JavaScriptとは、Netscape Communications社によって開発されたWebプログラミング言語です。
主に動的なコンテンツを作成する際に使用されます。
HTMLとCSSだけでは基本、静的コンテンツしか作ることができませんが、JavaScriptを用いることで、Webページやモバイルアプリ、ゲームなどに動きを与えることができます。
JavaScriptの特徴は、あまりプログラミングの知識がなくても手軽に始めることができるといった点があげられます。

◆JavaとJavaScriptの違い

・開発した会社の違い
Java→Sun Microsystems社
JavaScript→Netscape Communications社
によってそれぞれ開発されたプログラミング言語です。

・文法の違い
データ型という、最初に固定で決める形式(静的型付)を取るJavaに対して、JavaScriptではデータ型を適宜変更できる形式(動的型付)を取ります。
また、JavaScriptはコンパイルが必要ありません。

・利用される分野の違い
Javaは業務システムや企業の顧客情報管理などの大規模なデータ処理を得意とします。
また、ATMシステムなど公共系サービスの管理にもJavaが使われます。
TwitterやEvernoteなどのWebサービスやスマートフォン(Android)向けアプリなどの開発も行うことができます。
一方で、JavaScriptは、Androidのアプリ開発や、RPGやシューティングなどのゲーム開発には欠かせない存在で、Webブラウザ上で色を変えて目立たせたり、ポップアップ表示をさせたり、トップページで画像をスライドショー表示するなど、動的なWebコンテンツを開発する際に主に使われます。
身近にある家電や車のナビゲーションシステムなどにもJavaScriptが用いられています。
jsと訳されて呼ばれることもあります。

◆まとめ

JavaとJavaScriptは、名前が似ていますが特徴と用途が異なる全くの別物です。
どちらもエンジニアや将来システム開発やWebサイト構築に携わりたい方は学んでおくべきプログラミング言語といえるでしょう。

まずは2つの違いを理解し、業務システムを作る仕事に携わりたい方はJavaを、フロントエンジニアなど、かっこいいWebサービスを開発したい方はJavaScriptを、どちらが自分に合った言語か把握し優先的に学んでいくことをおすすめします。 フォーザウィンはIT業界で働く仲間を募集しています! 経験、未経験は問いません。是非当社の採用情報をご覧ください。 採用情報を見る >