【Web担当者必見】やってはいけないSEO対策とは?スパムと判断されない為の方法

WEB関連
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Webサイトの運用を担当している方ならば常にSEOを意識し、検索順位のアップや上位表示に結びつける対策を行っていると思いますが、実は過度なSEO対策はスパム認定されてしまうケースが多いのはご存知でしょうか。
自社サイトの順位を上げるためにやっている対策が知らないうちに スパム行為をしてしまっていることもあります。

そこで今回は、やってはいけないSEO対策をいくつかご紹介いたします。もくじ

  1. SEO対策とは
  2. SEO対策のメリットデメリット
  3. やってはいけないSEO対策
  4. まとめ

◆SEO対策とは

そもそもSEO対策とは、「検索エンジン最適化(Search Engine Optimization)」の頭文字を取った略称で、ユーザーにとって価値のあるコンテンツを提供し、GoogleやYahoo!などの検索エンジンにWebページの内容を適正に理解、評価されるよう技術的にWebページを最適化することです。
そして検索結果で自社のページを上位に表示させ、露出の機会を増やし、集客を集める施策になります。
日本の検索エンジンのシェア率は下記の通りで、

1.Google:77.68%
2.Yahoo!:17.07%
3.bing:4.38%
※2019年4月時点の情報。

Yahoo!はGoogleの検索エンジンを利用しているので実質95%以上のシェアをGoogleが占めており、SEO対策=Google対策ともいえるでしょう。

◆SEO対策のメリットデメリット

まずメリットとしては、広告と異なりコストが抑えられたり、無料で施策ができるといった点です。その為、費用対効果が高いといえるでしょう。
また、SEO対策を行うことで購買意欲の高いユーザーを集客することができコンバージョンに繋がりやすくなります。
そして上位表示されることによって高いブランディング効果を期待できます。
反対にSEO対策のデメリットは、SEO対策は、行ってもすぐに効果が現れるわけではなく、即効性に欠けるので人的・時間的コストがかかってしまうといった点です。
また成果が出るまでの時間が予測しにくく、キーワードにもよりますが上位に表示させるのが非常に難しく、より時間がかかる場合もあります。
他にも検索エンジンのアップデートやアルゴリズム変更があると急に順位が下がってしまうなど予測不可能な事態も発生しやすく、常に検索順位を上位にするには、それなりの時間とコストをかけなくてはなりません。

◆やってはいけないSEO対策

Googleは、「パンダアップデート」、「ペンギンアップデート」という独自の検索エンジン、アルゴリズムを使って、スパム行為をしているWebサイトを見つけて排除しています。
一般的には、対象のキーワードを無理に大量に埋め込む行為や、ユーザーから見えないように隠して、キーワードを埋め込むことをSEOスパムと呼びます。
また下記のようなSEOスパム行為もあります。
知らないうちにやってしまいがちなケースもあり得るので、一度チェックしてみてください。

・複製コンテンツ
検索結果に上位表示されている評価の高いWebサイトのコンテンツをコピーして、少しだけ文言を変えるなどのコンテンツの複製はペナルティの対象となります。

・キーワードの詰め込み
コンテンツ内に何回も同じキーワードを挿入したり、テキストリンクやmeta keywordに過剰にキーワードを詰め込むとSEOスパムとして認知されます。
画像のALTの中にキーワードを挿入する行為も同じくSEOスパムとして認知される可能性が上がります。

・自動生成 コンテンツ
文章を自動生成する「ワードサラダツール」で生成された文章など、文法的に合ってはいても意味が通らない文章やユーザーにとって読みづらい、理解しづらい文章で大量の記事を作ることもスパムの対象となってしまいます。

・隠しテキスト
ユーザーから隠して見えない箇所にキーワードを埋め込んだり、CSSを利用して背景色とテキストの色を同化し、見えなくさせる行為や隠してリンクを設置する行為もスパムとして判断されます。
また、フォントサイズをユーザーが確認できないくらいのサイズにしてキーワードを入れ込む行為もスパムに当たります。

・故意なリダイレクト
例えばWebサイトのリニューアルの際などに、ユーザーを正しく誘導するための正当なリダイレクト以外で、 ユーザーが意図としていないページやコンテンツにリダイレクトさせる行為はスパム行為と認識されます。
大量テキストやリンクが埋め込まれたドアウェイページを作りリダイレクトさせる場合も同様です。

◆まとめ

今回ご紹介した以外にも、まだスパム行為と認識される行為はあります。
SEO対策とは、ユーザーのことを一番に考える「ユーザーファースト」が最も重要で、ユーザー体験を損なうようなもの、検索エンジンのクローラーに負荷をかける行為も、スパム行為として認知される可能性が高くなります。

知らないうちにスパム行為をしてしまわないようにするには、ユーザーから評価されることを常に意識し、どういった行為がスパム行為と判断されてしまうのかをよく理解することが大切です。 フォーザウィンはIT業界で働く仲間を募集しています! 経験、未経験は問いません。是非当社の採用情報をご覧ください。 採用情報を見る >