時代を先取りする”ウェアラブルデバイス”の魅力と可能性

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昨今、スマートフォンやタブレットに代表されるスマートデバイスが急速な普及を続けています。
さらにその先のデバイスとして注目を集めているのがウェアラブルデバイスです。

今回は、そんなウェアラブルデバイスの持つ魅力と今後の可能性ついて紹介していきます。もくじ

  1. ウェアラブルデバイスとは
  2. ウェアラブルデバイスの利便性
  3. ウェアラブルデバイスの種類
  4. まとめ

◆ウェアラブルデバイスとは

ウェアラブルデバイスとは、Wearableの文字通り、身に着けて利用するコンピューターデバイスを意味します。
様々な製品が実用化されており、「端末を身につける」ことで生まれる可能性や、その活用方法が注目されています。

◆ウェアラブルデバイスの利便性

ウェアラブルデバイスにおける「端末を身につける」という使い方は普段の生活にどのような役割を果たすことができるのでしょうか。

その利便性について紹介します。

・外部のコンピュータとの連携がとれる
現在地周辺の情報、その他お店の情報や道案内などの情報を共有することができます。
スマートフォンやパソコンと同期することができるため、必要に応じて大きい画面で情報の確認や管理ができることも魅力になります。

・1日の行動記録を振り返り確認できる
端末を身に着けているため、1日の行動記録を確認することができます。
特に利用者個人の健康状態を把握できるという点では優れており、心拍数や体温、1日の歩数や走った距離など様々な内容を測定し保存することができます。

◆ウェアラブルデバイスの種類

コンパクトで利便性の高いウェアラブルデバイスですが、その主となる用途や種類について紹介します。

・腕時計型のデバイス(Apple Watch , SmartWatch 3など)
「スマートウォッチ」と呼ばれる腕時計型ウェアラブルデバイスは、現在のウェアラブルデバイスの主流と言えます。

腕時計としての機能に加え、メールや音楽を聴いたりすることができます。

・メガネ型のデバイス(Google Glass , PIONEER VC , JINS MEME , ソニー SmartEyeglassなど)
片眼または両眼のレンズ部分にディスプレイやカメラなどの機能が取り付けられています。
目的地へ行くためのルートをディスプレイ上に表示させたり、見たものを録画することができます。

メガネ型ウェアラブル端末のメリットとして両手がフリーになることも魅力と言えます。

・リストバンド型のデバイス(NIKE+FUELBAND , ドコモ ムーヴバンドなど)
腕時計型と似ていますが、リストバンド型デバイスは健康管理に特化しているウェアラブルデバイスになります。

利便性でも触れましたが、歩数や運動量、移動距離などを計測することで、健康管理や運動のモチベーション維持に役立てることができます。

・アクセサリー型のデバイス(ALTRUIS , CUFF , RINGLYなど)
指輪やネックレス、ブレスレットなどアクセサリーのように身に付けて使えるウェアラブルデバイスも多く登場しています。
指輪型のウェアラブルデバイスでは、指に装着し、ジェスチャーを行うことで、スマートフォンやパソコンを遠隔操作することができます。

テレビや照明などの家電製品のオン・オフの切り替え、音楽再生の操作を指1本で行うこともできます。

・着用型のデバイス(グンゼ ウェアラブル端末肌着など)
今後注目されているものとして、肌着や手袋、靴下などに電子的な機能を付与したウェアラブルデバイスが開発されています。

端末にセンサーが取り付けられることで、自動で温度調整をしてくれたり、頭に着用することで快適な睡眠を促してくれたりと機能は様々です。

◆まとめ

ウェアラブルデバイスの用途は人々を楽しませるものであることは勿論のこと、生活の役に立つ実用的なものとして、医療や仕事の効率化など、活躍できる分野は多岐に渡ります。
今後もウェアラブルデバイスはより小型・軽量化し、身に着けていることすら意識をしないように進化していくことでしょう。

私達の生活を大きく変えてしまう可能性を持つウェアラブルデバイスから今後も目が離せません。