WEBサイトやアプリケーションに欠かせないUI・UXデザインの設計

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Webサイトやアプリケーション制作の際、これまではPCに特化したデザイン・構造だけを考慮することで済むことができました。
しかし、近年のスマートフォン・ タブレットの急激な普及により、スマートフォンやタブレットを想定した設計内容が求められるようになりました。
その流れの中で、今注目されているのが「UI・UX」です。

今回は、より多くのユーザーに利用していただくために、UI・UXデザインの設計についてご紹介します。もくじ

  1. UI・UXデザインとは
  2. UI・UXデザインに不可欠なスキルとは
  3. UI・UXデザインを設計するポイント
  4. まとめ

◆UI・UXデザインとは

UIはユーザーインターフェイス(User Interface)の略になります。
インターフェイスとは「接点、接触面」という意味なのでWEBサイト、アプリケーション、プロダクトといった製品やサービスにおいてユーザが接触する機能そのものをUIとみなすことができます。
WEBサイトにおいては、パソコンやスマートフォンに表示されるデザイン、フォント等、製品であれば製品そのものや外観など、ユーザーの視覚等、全ての情報が「UI」と呼ばれます。

UXはユーザーエクスペリエンス(User Experience)の略になります。
エクスペリエンスとは「体験、経験」を意味し、UXとは「ユーザーが製品・サービスを通じて得られるすべてのこと」を指します。
マイナスイメージも含めて、製品・サービスから感じたことすべてが「UX」と呼ばれます。

◆UI・UXデザインに不可欠なスキルとは

UI・UXデザインを制作する上で必要な基本的スキル、について紹介します。

・ユーザーの代弁者であること
ユーザーの抱える問題の根本原因を見つけて、それを解決するために必要十分な修正を行うことが求められます。
美しいインターフェースよりも、UIの使い心地・振る舞い・ユーザーの不満に耳を傾け、本当に言いたいことを理解しようと努めることが大切になります。

・視覚コミュニケーション
アイデアを視覚的に伝えるためのスキルは重要です。
UXの計画を全ての人に上手く伝えられるようにするためにもソフトウェアやスケッチでの描写スキルはあったほうがいいでしょう。

・デザインソフトウェア
WEBサイトやアプリケーション制作を行う上で、Photoshop、Illustrator、HTML、CSSのスキルは必須と言えます。
JavaScriptを活用することで動的なWEBサイト構築も可能になります。
ソフトウェアを使用する上でも、ユーザーを見据え各段階ごとにデザインプロセスを考えることが大切になります。

・共感力、クリティカルシンキング
デザイナーがユーザーに共感できれば、ユーザーがインターフェースを利用する際に直面する問題や、不満を理解することができます。
実際にWEBサイトを利用してみて、デザインやプログラムがなぜ特定の振る舞いになるのか、どのようにしたら改善できるかを考えましょう。

◆UI・UXデザインを設計するポイント

ユーザーに支持されるWebサイトのUI・UXデザインを設計するために、どのようなポイントが求められるのでしょうか。
そのポイントとなる2つの内容を紹介します。

・ユーザー目線で開発する
どのようなユーザーがWEBサイトを使うのか、どのような使いやすさを求めているのか、ユーザーにとってWEBサイトを使うメリットとは何なのかを正確に把握することが重要になります。

・ユーザーの心理を把握する
ターゲットとなるユーザーの年齢・性別・職業・趣味などをあらかじめ想定し、ユーザーの行動を詳細に分析して、意図が何であるかを読み取るよう努め、ユーザーのニーズとズレがないようにUI・UXデザインを設計することが重要になります。

◆まとめ

成果を出せるWEBサイトやアプリケーションを制作するためには、UIとUXの両方を高めることが必要になります。
開発者視点でデザイン・コーティングをしても、UI・UXへの配慮がされていなければ、ユーザーの心を掴むことはできません。

Webデザイナーはもちろん、WebプログラマーもUI・UXデザインを学ぶことをおすすめします。