あなたは知っている?「URLフィルタリング」の仕組み・種類まとめ

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インターネットが生活の一部ともなりつつある現代において、学校や多くの会社ではWebの閲覧に関して何らかのポリシーが設けられ、制限されています。そこで需要が高まっているのが「URLフィルタリング機能」です。
今回はこの「URLフィルタリング機能」について解説いたします。もくじ

  1. URLフィルタリング機能とは
  2. URLフィルタリング機能の仕組みと種類
  3. URLフィルタリングのメリット
  4. まとめ

◆URLフィルタリング機能とは

URLフィルタリング機能という言葉にあまり馴染みのない方も多いかと思いますが、URLフィルタリング機能とは主に職場や学校などで公序良俗に反するサイトなどをブロックする目的で利用されるものです。
悪質なサイトの中には閲覧するだけでウイルスなどのマルウェアに感染してしまうサイトがあり、それらにアクセスさせないための技術の一つになります。近年では情報漏えいなどのセキュリティリスクを防ぐためとして利用する企業が多くなってきています。

◆URLフィルタリング機能の仕組みと種類

URLフィルタリング機能は企業や学校など、限られたネットワーク内に所属しているコンピュータからアクセスできるWEBサイトを制限します。具体的な制限方法は、閲覧の許可、拒否のいずれかのURLを列挙する方式が用いられます。
フィルタリングについては大きく3つの方式が挙げられます。

・ブラックリスト方式
ブロックするWebサイトをあらかじめリスト化しておいて、該当のWebサイトをブロックします。

・ホワイトリスト方式
ブラックリスト方式とは逆で、閲覧を許可するWebサイトをあらかじめリスト化しておいて、該当のWebサイト以外は全てブロックします。

・カテゴリフィルタリング方式
URLフィルタリングを提供している会社がインターネット上のWebサイトを「アダルト」「ギャンブル」「SNS」などのカテゴリに分けたデータベースを使用し、管理者がそのカテゴリごとに閲覧の許可・不許可を設定する方式です。この方法はURLフィルタリングで最も一般的に利用される方式になります。

◆URLフィルタリングのメリット

・業務の効率化
業務に不必要なWebサイトをブロックすることで勤務中に業務と関係のないWebサイトを閲覧して本来の業務が疎かになることを防ぎます。

・マルウェアの感染対策
悪質なサイトにアクセスしてしまい、それによってコンピューターがマルウェアに感染してしまうリスクを防ぐことができます。

・情報漏えい対策
マルウェアの感染と同様に、悪質なサイトにアクセスしてしまい、会社の機密文書が流出するなどの情報漏えいのリスクを防ぐことができます。

◆まとめ

Webサイトの閲覧を制限しURLフィルタリングすることは、社員の業務効率化や情報漏えい対策として非常に有効です。近年では特に企業の情報漏えい事件が増加傾向にあり、URLフィルタリングの情報漏えいやマルウェア対策としての役割が強まってきています。
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