あなたは知っている? ホームページの印象を良くする文字のジャンプ率

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Webサイトのデザインをするとき、ガラリと印象を変えて欲しい、もっとメリハリ出して欲しいなどの要望を受けて困ったことはありませんか?
そんなときはフォントの「ジャンプ率」を変えてみましょう。「ジャンプ率」を変えるだけでホームページの印象を大きく変えることができます。
今回は文字の「ジャンプ率」について解説します。もくじ

  1. ジャンプ率とは
  2. ジャンプ率の高低で与える印象
  3. ジャンプ率を使ったサイト例
  4. まとめ

◆ジャンプ率とは

デザイン上にある文字要素において、一番大きいテキストと一番小さいテキストの大きさの比率を「ジャンプ率」といいます。
大きさの比率が大きければ「ジャンプ率が高い」、比率が小さければ「ジャンプ率が低い」と言います。
デザインにおいて色や写真などは最も大きく印象を与える要素ですが、実は文字の大きさやバランス、比率の大きさによっても人に与える印象を大きく変える重要な要素なのです。

◆ジャンプ率の高低で与える印象

ジャンプ率が高い場合には以下のような印象を受けます。
・躍動感がある
・大胆で活発
・賑やか
・ダイナミック
・若者向け
瞬時に内容を伝えることができるので、訴求力があります。そのためDMやセールのPOP、バナー広告などに活用すると効果的です。

逆にジャンプ率が低い場合には以下のような印象を受けます。
・知的
・真面目
・高級感がある
・落ち着いている
・大人っぽい
真面目な印象を与えることができるので、フォーマルな場面で使用されるメニューや、新聞や専門誌など、文章をじっくり落ち着いて読んでもらいたいときに活用すると効果的です。

◆ジャンプ率を使ったサイト例

【無印良品】
https://www.muji.com/jp/skincare/
キャッチコピーを見せたい大見出しと、シリーズの説明を語りたい中見出しと商品説明のテキストのジャンプ率を変えることで、メリハリをつけて、キーワードやメッセージを読ませてから説明に落としていくような構成にしています。

【フォケース】
http://phocase.jp/
大きさの違う文字を配置することで、訴求したい内容を強調させています。ジャンプ率を高く持たせることで画面にメリハリが出て、デザイン性が高い印象を受けます。

◆まとめ

フォントのジャンプ率を変えるだけでデザインの印象をガラリと変えることができます。意識して見てみると新聞や電車の広告など、普段よく目にするものにもジャンプ率を使ったデザインが使われているので参考にしてみてもいいかもしれません。
ジャンプ率によって与える印象を把握して、ホームページの制作などにぜひ活用してみてください。 フォーザウィンはIT業界で働く仲間を募集しています! 経験、未経験は問いません。是非当社の採用情報をご覧ください。 採用情報を見る >