
「MAツールを導入したが、うまく活用できていない…」
そんな悩みを抱えているマーケティング担当者の方は少なくないかもしれません。
マーケティングオートメーション(MA)の効果を最大化するには、「どんなシナリオをどう組むか」がカギになります。
この記事では、すぐに使えるMAシナリオの具体例を3つご紹介します。
もくじ
◆資料ダウンロード後のフォローアップシナリオ
想定シーン:
ホワイトペーパーやeBookなどをダウンロードしたユーザーに対して、自動で接点を深めたいとき。
シナリオ例:
- DL直後:サンクスメール(資料DLリンク付き)
- 2日後:資料の補足や実践事例の紹介
- 5日後:関連する別資料やブログ記事を案内
- 10日後:無料相談やサービス紹介への導線
ポイント:
「資料を読んだ先」にあるアクション(例:商談)へ自然に誘導することが大切です。あくまで売り込みすぎないナーチャリングを意識します。
◆セミナー申し込み者向けのフォローシナリオ
想定シーン:
セミナー申し込みから当日、そしてフォローアップまでを自動で対応したい場合。
シナリオ例:
- 申込直後:お礼+日程・参加URL案内
- 前日:リマインド+事前資料の送付
- 当日朝:再リマインド(ログインしやすいようURL付き)
- 翌日:アンケート依頼+希望者には個別相談の案内
ポイント:
当日の参加率を上げるリマインド、終了後のホットなタイミングでフォローすることがコンバージョンにつながります。
◆特定ページを閲覧したユーザーへの個別アプローチ
想定シーン:
あるサービスページを何度も閲覧しているユーザーにだけ対応したいとき。
シナリオ例:
- 閲覧2回以上:パーソナライズされたメール配信(例:他社事例紹介)
- フォーム未送信ユーザー:タイミングを見て再誘導メール
- 一定スコア以上:営業担当にアラートを飛ばす
ポイント:
行動ベースでスコアリングや条件分岐を組むことで、営業タイミングの最適化が可能になります。
◆まとめ
MAツールを最大限に活かすためには、自社のカスタージャーニーに沿ったシナリオ設計が不可欠です。
本記事でご紹介したシナリオは、初期構築としても活用しやすく、ナーチャリングから商談化までの流れを自動化できます。
「どこから手をつければいいかわからない」という方は、まずは1つのシナリオを試し、ユーザーの反応を見ながら改善していくのがおすすめです。